こどものお昼ごはんとおやつ~1か月の献立考えるの超大変~

 私は、仕事で保育園に通うこども達のお昼ごはんとおやつの献立作成に携わっていました。楽しかったのですが、気を付けなければならない点が結構あって、大変でした。その内容について共有したいと思います。お子さんのいる家庭や同様の仕事をされている方が共感してくれたり、少しでも参考になったりすれば嬉しいです。

園によって異なるとは思いますが、保育園は早朝保育から延長保育まであり、長いお子さんだと朝7時半~夜19時まで園にいます。なので、午前中のおやつ、お昼ごはん、午後のおやつがあります。午前のおやつは既製品で対応していましたが、お昼と午後おやつは献立を作成していました。

お昼ごはんは主食、主菜、副菜、汁物をベースに作成していました。

ちなみに、献立は乳児(0歳~2歳)と幼児(3~5歳)で異なります。私の担当していた地域では乳児は各園で調理、幼児は給食センターで調理しており、小中の給食も作っていました。

普段、料理をされる方ならわかると思うのですが、メニューが被らないように作るのって、超大変ですよね。献立は複数の保育園で作られるので、変な献立を立てるとご意見が来て・・・(笑)。

気を付けていた点は複数ありますが、柱として以下の考え方をしていました。

  • 主菜の肉、魚、卵、乳製品は1週間の中で満遍なく。
  • 調理方法(焼く、煮る、蒸す等)が被らない。
  • アレルギー(えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、ピーナッツ)の原因となる食品を含まない献立日を複数作る。
  • 土曜日保育日は簡単なメニューにする。(職員が少数のためです)
  • おやつはできる限り手づかみで食べられるもの。

もちろん、栄養価は基準を満たすようにしています。1か月単位で栄養価とコスト(給食費)を確認していました。

※さらに幼児だと、給食センターで一斉調理をする都合、調理器具(鍋やオーブン)の利用できるキャパは決まっているのに対し、それ以上の食数を作っていたため、調理方法がバッティングしないように稼働状況も考慮が必要でした。(これは学校数、園数が多いが故の特殊な事情だったと思います。)

上記のルールを満たすように献立を作るには、やはり「あらかじめ献立を作成しておく」ことが重要だったな~と思います。これは家庭でも一緒ですよね。食事のパターン化って嫌う方もいますが、効率的かつ(栄養学的に)効果的に献立を立てる上とても大事だと思います。

パターン化のイメージとしては、主食、主菜、副菜、汁物の各カードをパズルのように組み合わせていきます。

献立決まってるなら楽勝と思いきやこれがとんでもなく難しく・・・。一つのメニューを動かすと主菜が2日連続で同じになってしまったり、調理方法や味付けがダブったり・・・。自分の家庭なら、「2日連続醤油味でもいいっか~」となるのですが、そうもいきません。まだまだ若手で慣れておらず、頭抱えてました(笑)。ただ、一度苦しむと組み合わせは別の月で活用できるので、どんどん献立作成は楽になるのも事実。いい経験だったと思っています。

保育園の献立作成について、主に気を付けていた点を中心に書きました。

おやつの献立内容については別記事で紹介したいと思います!ご興味あればそちらも見てもらえると嬉しいです!

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