PMSと食べ物~食生活や生活習慣のアプローチって効果ある?その①~

私は20代の後半(26歳~29歳ぐらい)、PMSに苦しみました。

その際にやった食生活や生活習慣で気を付けたこと、効果があったことを共有します。先に伝えておきますと、食生活や生活習慣のアプローチよりも、私には「超低用量ピル」の服用が最適解でした(笑)。ピルの効果についてはその②に記載します。

【タイトル】PMSと食べ物~食生活や生活習慣のアプローチって効果ある?その②~【リンクをはる】

いろんな情報媒体やブログでも紹介されていることなので、詳細は割愛しますが、月経前症候群(PMS:Premenstrual Syndorome)と呼ばれており、月経(生理)の3~10日くらい前から起こるメンタルやカラダの女性特有の不調です。最近では、女性の経済的損失という観点から、話題のひとつになっていたりもしますね。やっとか・・・という気持ちです。

参考URL:公益社団法人 日本産婦人科学会【リンクはる】

参考資料:厚生労働省 雇用の分野における女性活躍推進に関する検討会(2024年3月26日)【リンクはる】

私は月経がはじまったときから腰やお腹の痛みが強く出るタイプで、生理の1日目~3日目は鎮痛剤が必須でした。20代前半まではその症状だけだったのですが、20代後半から痛みに加え、「貧血の症状」と「精神的に不安定になる症状」が出てきました。

特に辛かったのが精神的な問題です。生理の1週間前ぐらいからイライラしやすくなったり、突然泣きたくなったり・・・。一番ひどい時は排卵期(生理から2週間前ぐらい)からその症状に悩まされ、調子がいいのは月に1週間あるかないか。

頑張りたいのに、仕事のパフォーマンスは下がる。もともと他人に興味があるタイプではないですが、普段に増して人間関係に積極的になれない(誰かと関わるのが億劫)と感じるようになっていました。これはマズイと思い、以下3つの策を講じてみました。

  • カフェインを断つ
  • 鉄剤を服用する
  • 断酒する

カフェインは生理痛やPMSを悪化させるそうです。

私はコーヒーや紅茶が大好きで職場で毎日2~3杯、家でも飲んでいたので1日5杯程度飲んでいました。これをカフェインレスのものやハーブティーに変えたりしました。

効果はあったようななかったような(笑)。正直、私は劇的な効果は感じられませんでした。コストもほうが高くついたな、と思ってしまって。

金銭的に追い詰められた私は、最終的に職場で「白湯」を飲んでいましたからね(笑)。

でも、妊娠中はカフェインを気にする必要があったので、慣れておいて良かったと今では思っています。今はカフェインレスでもおいしいものがたくさんあります!企業努力に感謝!割高だけども!

生理による貧血の症状(頭痛やめまい、動悸、二枚爪になる)に悩まされていたのと、貧血は精神的症状にも関連するとネットで情報を得た私は鉄剤を服用するようになりました。

ちなみに飲んでいた錠剤は小林製薬の「ファイチ」です。ファイチは第2類医薬品です。鉄を含むサプリメントはたくさんありますが、多くは「栄養機能食品」、すなわち「食品」であり、「薬」ではないです。医薬品は、商品として出すための基準は厳しいですし、効能も「貧血」と謳うことができます。きちんとした効果を求めるのであれば、「医薬品」を選択するとよいと思います。ただし、サプリメントと比較して割高です。

貧血の症状多少効果があったと思います。私もですが、女性は生理で定期的に出血することもあり鉄は不足しがちです。栄養士なので、鉄の重要性はもちろん知っていますが、必要量を食事だけで摂取するのは難しいです。サプリメントでの摂取は手段として有効だと思います。

さて、貧血の症状は少し改善されましたが、精神的な症状には特に効果が無かったでです。鉄欠乏だけで改善するレベルでは無かったんだと思います。

ちなみに貧血の症状ですが、瞼の裏側で判断していました。白っぽくなっていると貧血の疑いがあります。しかし、自己判断になるので、医師の診断を受けるのが良いです。

私は飲み会があまり好きではないのですが、お酒は嫌いではなくて。新商品のチューハイを買っては家で晩酌していました(ほろよいの新作をコンプしてました(≧▽≦))。ふわふわ~と酔っているのが楽しかったのと、それこそ精神的な症状を緩和するために飲んでいた気がします(負のスパイラル・・・)。ですが、もともと胃腸が強くなく、お酒を飲むとお腹を壊すようになっていました。

それにお酒を飲んでいた周期の生理痛はいつもより辛かったです。なので、お酒を辞めることにしました。コロナ禍の時期で飲み会も無くなり、マスクやトイレットペーパーが手に入らないときに、酒を買おうという気にも私はならなくなりました。 効果ですが・・・お酒をやめて、生理の症状で特に劇的に改善した感じはありませんでした。生理痛が「めっちゃくちゃ痛い」のが「めっちゃ痛い」になった感じ。でもこれも、妊娠中に「お酒飲みたい!」という衝動と戦う必要が無かったので、断ち切ってよかった習慣ではあります(笑)

次回の内容では、婦人科でPMSの薬を処方してもらったことについて紹介したいと思います。

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