PMSと食べ物~食生活や生活習慣のアプローチって効果ある?その②~

私は20代の後半(26歳~29歳ぐらい)、PMSに苦しみました。

その際にやった食生活や生活習慣で気を付けたこと、効果があったことを共有します。私は、食生活や生活習慣のアプローチよりも、「超低用量ピル」の服用が最適解でした(笑)。ピルの効果について、共有していきたいと思います。栄養という視点とは外れてしまいますが、一体験として参考になると嬉しいです!

「カフェインを断つ」、「鉄剤を服用する」、「断酒する」3つのことを試して、約3年様子を見ていましたが、PMSの症状にはずっと悩まされていました。

そんな折、彼氏(今の夫)と同棲することになり、両家両親への事前の挨拶やら引っ越しやら、環境の変化で身体的にも精神的にもしんどく、PMSが無事悪化(笑)。もはや食生活や生活習慣でどうにかなるものでは無いなと思い、抵抗はかなりありましたが、婦人科にいき、相談することにしました。

婦人科では問診、内診、血液検査等を行い「月経困難症」という診断を受けました。ほかの婦人科系の疾患を患っているのでは?と不安もあったので行ってよかったです。

処方してもらったのは「超低用量ピル」の「ヤーズ」です。28日のうち、4日は休薬期間で偽薬を服用するタイプです。超低用量ピルは、低用量ピルよりもエストロゲンの量が少なく、副作用が比較的少ないとされる薬剤です(個人差がかなりありますので、参考程度に。)。

まず、服用してすぐに効果を感じることはできませんでした。むしろ、服用し始めて2か月程度は、頭痛や精神的に不安定になることもありました。副作用だったと思います。ですが、半年経った頃には薬にも慣れ、改善が見られました。

<改善したこと>

  • 生理痛が軽くなり、鎮痛剤の服用回数が減った。
  • 経血の量が減り、貧血症状がなくなった。
  • 精神的な不安定さがなくなった。

服用前は市販のロキソニン1箱が1月で無くなっていました。生理期間中だけではなく、生理2週間前から腰痛や腹痛、頭痛に悩まされ、飲み続けていたためです。胃にも負担がかかりますし、お財布にもダメージがあります。身体的にも、経済的にも非常に辛かったです・・・。

ですが服用後は、鎮痛剤なしにはできなかったものの、効果が緩やかなアセトアミノフェン(いわゆるカロナールです)を、生理1日目、2日目飲めば問題なく過ごせるようになりました。

ピルを服用したことで貧血症状の改善が見られました!ふらふらする感じがなくなったのは嬉しかったです。

ピルを服用中は排卵がとまるので、正確には生理による出血ではなく、消退出血が休薬期間中に起こります。人によっては出血が起きない方もいるようですが、私は出血がありました。それでも、ホルモン剤でコントロールされている状態なので、通常の生理期間中と比較して、出血量も少なく、かなり楽でした。

蛇足ですが、出血量が減ったことは、ピルをやめた後にも良い効果を発揮してくれたと思います。というのも、貯蔵鉄が増えたと思うからです。増えたと思うというのは貯蔵鉄の量を測る「フェリチン値」を測定したわけではないので、想定にはなりますが、ピルをやめたあとも貧血の症状は以前とくらべて格段に起きなくなっていました。

これがなによりも嬉しかったです。1月の中で気持ちのアップダウンが激しかったため、自分の機嫌を自分でコントロールできないことが多く、それで自己嫌悪に陥り、ネガティブな思考ばかりする・・・。この状態から抜け出すことができたことで、仕事効率もあがりましたし、人間関係にも良い影響がありました。思考がクリアになる感じがあったですよね。

同時に一番大事なことを知りました。ホルモンに振り回されていたんだな~と思えるようになったことです!それまで、精神的な不安定さは「自分の人間性に問題があるんだ」とばかり思っていました。もちろん、性格的な部分はゼロではありませんが、「私のせいではなく、ホルモンせいだからしょうがないや」って思考は、とても大事です(笑)。ピルを飲んで、ホルモンバランスを整えた効果を実感したことで、身をもって知ることができたのが大きな効果でした。

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